2013 World Championships感想(4)
17. Maxim KOVTUN (RUS) 207.40 SP: TES: 32.29 + 33.56 = 65.85 (19位)FS: TES: 75.81 + 66.74 – 1.00 = 141.55 (14位) ロシア唯一の代表として、ソチでの出場枠を2つに増やす使命を一身に背負ってカナダまでやってきたKovtun選手だが、今回は彼の出場自体がかなりのいわくつきだった。...
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女子について書くのに時間がかかったのは、別に書くのが難しかったからではない。今週は仕事で忙しくなるのは一ヶ月以上前から分かっていたし、おまけにこのところの気温の変化に身体が対応できなかったのか、先週末に風邪を引いてしまった。補給した水分が全て鼻から出て行ってしまうような気がする。 1. Yuna KIM (KOR) 218.31 SP: TES 36.79 + PCS 33.18...
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4. Kanako MURAKAMI (JPN) 189.73SP: TES 36.87 + PCS 29.77 = TSS 66.64(3位)FS: TES 60.98 + PCS 62.11 = TSS 123.09(7位) 今季は年末の全日本選手から調子を上げ、年明けのStars on...
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8. Kaetlyn OSMOND (CAN) 176.82 SP: TES 35.19 + PCS 29.54 = TSS 64.73(4位)FS: TES 53.49 + PCS 60.60 – 2.00 = TSS 112.09(10位)...
View Article2013 World Team Trophy 感想(1)
今季のWorld Team Trophy(WTT)の出場国はカナダ、アメリカ合衆国、日本、ロシア、フランス、中国。前回ドンキホーテで調達したグッズを駆使しでフランスと応援のアイデアと派手さを競ったイタリアが参加できなかったことを残念に思ったファンは少なくないだろう。 アメリカからは今季のアイスダンスの世界チャンピオンMeryl Davis & Charlie...
View Article2013 World Team Trophy 感想(2)
【無良崇人 男子シングル5位】 今季大躍進を遂げ、四大陸選手権(4CC)、世界選手権、そしてこのWTTと、大舞台でもすっかりお馴染みになった無良選手。彼の豪快なジャンプは生で見るとより一層迫力があった。見事に決まったSPの3Aは、テレビでは伝わりにくいが現場で観ていると着氷で「どすん」と鈍い大きな音がして、これぞ男子のジャンプという感じだった。...
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【一番ショックだったこと】 言うまでもなく、Konstantin Menshov選手のFS途中棄権。 今季国際試合でロシア男子の中でもっとも安定した結果を残し、ロシア選手権で3位に入りながら、若手のMaxim...
View Article2013 World Team Trophy 感想(4)
【もうお前は口を開くな】 WTTにおいてSPとFSで合計4回転倒し、それでもPCSに助けられて男子シングル2位に終わったPatrick Chan選手は、帰国早々「この試合に強制的に出場させられた」とメディアに不満をぶちまけた。自らの意思に反してWTTに強制的に参加させられないように、スケート連盟の金儲けの道具にされることを拒む権利を主張できるように、選手達で組合を組織するべきだと主張した。...
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【スケーティングだけで白いご飯三杯はいける】 Jeremy Abbott選手と閻涵選手。残念ながら今回はジャンプの不調で良い成績は残せなかったが、スケーティングの滑らかさには6分間練習から溜息がでた。ジャンプのミスが気にならなくなるほど、彼らの伸びのある美しい滑りにはうっとりさせられた。更にAbbott選手のFSでは、その豊かな感情表現にも引き込まれた。...
View Article2012-2013シーズンで気に入ったプログラム
トップ中のトップレベルの選手ではないのであまり地上波では放送されなかったけれど、今季結構好きだったプログラムを並べてみた。普通私自身は女子よりも男子の方が面白いと思うのだが、なぜか今回は女子のプログラムばかりが集まった。 Mae Berenice Meite (France) SPMusic: Feeling Good (Anthony Newley and Leslie Bricusse)...
View Article2014年ソチ冬季オリンピック代表選手選考基準
2014年ソチ冬季オリンピックへ派遣する代表選手の選考基準が発表になった。 2013-2014シーズン 国際競技会派遣選手選考基準:フィギュアスケートhttp://www.skatingjapan.or.jp/whatsnew/detail.php?id=2066 3. オリンピック代表選手選考方法(男女シングル共に3 枠、ペア、アイスダンスは予選結果により最大1 枠)...
View Article安藤美姫選手の妊娠・出産に関する一連の報道について(1)
フィギュアスケートでは毎年7月1日に新シーズンが始まる。今年は1日が日曜日だったので、2日(月)が事実上のシーズン初日となった。その初日に青天の霹靂とばかりにビッグニュースが飛び込んできた。...
View Article安藤美姫選手の妊娠・出産に関する一連の報道について(2)
妊娠・発表のニュースとほぼ時を同じくして、安藤選手の所属先が新横浜プリンスクラブに決まったことが発表になった。 安藤の所属「新横浜プリンスク」に=フィギュア女子(7月3日)http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013070200450...
View Articleプリンスアイスワールドと安藤美姫選手と東スポ
この週末プリンスアイスワールド(PIW)東京公演に行ってきた。会場のダイドードリンコアイスアリーナは客席数2200の常設リンクで、住宅街の中にあるごく普通のスポーツ施設といった感じだ。私が観に行ったのは14日(日)午後の公演だったが、客の入りは8割くらいだろうか。結構空席も目立った。 1978年にViva Ice...
View Article5種トリプルというリトマス試験紙
今季2年ぶりに競技に復帰しソチ冬季オリンピックを目指すことを表明している安藤美姫選手に対し、今週日本スケート連盟(JSF)は強化指定に向けてのより具体的な指標を示した。美姫 11月の東日本選手権で代表入りへ“過酷ノルマ”(7月22日...
View ArticleRiverdance(1)
今年二月代々木体育館で国体を観戦した時、プログラムに「Riverdance」を使用している選手が多いことに驚いた。そしてほぼ間違いなく盛り上った。FSの後半どんなにバテていても、クライマックスのコレオシークエンスであの音楽がスケーターの脳内のアドレナリン分泌を促すのか、どの選手も最後の力を振り絞り、観客をも巻き込んで、渾身の演技を見せていた。...
View ArticleRiverdance(2)
「Riverdance」を使った日本人選手といえば、本田武史選手と鈴木明子選手が頭に浮かぶ。 Takeshi Honda FS @ 2003 Four Continents ChampionshipsChoreography: Nikolai Morozov...
View Article2013 Asian Open Trophy(1)
8月は暑いわ、でも仕事は忙しいわ(良いことだけど)、更には身内の用事やらで、ブログの更新の方はまったりしていたのだが、そろそろ国際B競技会ラッシュも始まることだし、ぼちぼち書いてみることにした。ただ、Senior B競技会も全て網羅するのは無理なので、主要な大会で動画がYouTubeに上がったものから、私の独断と偏見でピックアップしていこうと思う。 Senior Bとは通称的な呼び方で、ISU...
View Article2013 Asian Open Trophy(2)
続いて女子シングル。 Satoko Miyahara SPMusic: Merry Christmas Mr. Lawrence, Rain (I Want A Divorce) from The Last Emperor (by Ryuichi Sakamoto)TSS 54.43 = TES 30.49 + PCS 23.94...
View Article2013 Asian Open Trophy(番外編)
本編で村元小月さんについて触れたので、彼女の最後の全日本選手権の演技を紹介したいと思う。この年は9位だった。最高位は2008年の8位。 SPの曲はGypsy Kingsの「Luna de Fuego(火の月)」。FSの曲は映画「Out of...
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